SketchUpからSTL形式でエクスポートする方法をお探しですね。
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SketchUpで作った3Dモデルを3Dプリンターで出力しよう!STL形式への変換方法を徹底解説
SketchUpで作った3Dモデルを3Dプリンターで実際にプリントするには、データを「STL形式」という形式に変換して書き出す必要があります。
普段、建物のモデルやパース画像を作るときとは違って、3Dプリンター用のデータには「モデルを完全に閉じた立体(ソリッド)にする」といった特別な準備が必要なんです。
この記事では、SketchUpから3Dプリンター用の「STL形式」でデータを書き出すときに、プラグインが必要なのかどうか、エラーが出ないようにするための確認方法、そして実際の書き出し手順まで、詳しく説明していきます。
3Dプリントで失敗したくない!という方は、ぜひ参考にしてみてください。
SketchUpからSTL形式で書き出すのにプラグインって必要なの?
SketchUpからSTL形式のデータを書き出すとき、「専用のプラグインを入れないとダメなの?」って疑問に思う人も多いと思います。
結論から言うと、**あなたが使っているSketchUpのバージョンによって変わります**。
比較的新しいSketchUp ProやWeb版(SketchUp FreeやGoなど)を使っている場合は、STL形式の読み込みや書き出し機能が最初から入っています。
なので、わざわざ外部のサイトから特別なプラグインを探してインストールする必要はありません。
標準のメニューから簡単に書き出せます。
ただし、無料で使えるデスクトップ版として今でも人気がある「SketchUp Make 2017」などの古いバージョンを使っている場合は注意が必要です。
これらの古いバージョンには、標準でSTL出力機能が入っていないんです。
そのため、「SketchUp STL」という拡張機能(プラグイン)を別に入れないと、STL形式での書き出しができません。
このプラグインは、SketchUpの中にあるExtension Warehouse(拡張機能ギャラリー)から無料で探してインストールできます。
もし自分の環境で「ファイル」メニューからエクスポートを選んだとき、ファイル形式の選択肢にSTLが見当たらない場合は、プラグインが必要なバージョンを使っている可能性が高いです。
その場合は、まず拡張機能を追加して、書き出しができる環境を整えるところから始めましょう。
最新版を使っている方は、そのまま次のステップへ進んで大丈夫です。
3Dプリンター出力の前に必須!モデルを「ソリッド」にする方法と確認プラグイン
SketchUpで作ったデータを3Dプリンターできれいに造形するには、ただSTL形式を選んで書き出すだけでは不十分なんです。
3Dプリンターがデータを正しく理解して、ちゃんとした物体として出力するためには、モデルが完全に閉じられた立体、つまり「ソリッド(Solid)」な状態になっている必要があります。
面に穴が開いていたり、モデルの内部に不要な線が残っていたりすると、スライサーソフト(3Dプリント用のデータ変換ソフト)で読み込んだときにエラーが出て、正常に印刷されません。
モデルがソリッドかどうか確認する方法
モデルがソリッドとして成立しているかどうかを確認するには、SketchUpの標準機能である「エンティティ情報」を使います。
確認したいオブジェクト全体をマウスで選択してグループ化、またはコンポーネント化して、右クリックから「エンティティ情報」を表示させてください。
このとき、ウィンドウの表示が「Solid Group(ソリッドグループ)」となっていれば準備はバッチリです!でも、ただの「Group(グループ)」としか表示されていない場合は、どこかに隙間や余分なジオメトリ(面や線)が存在しているサインです。
エラーを見つけて修正できる便利なプラグイン
こういった細かいエラーを素早く見つけて修正するのに役立つのが、「Solid Inspector²(ソリッドインスペクター)」という便利なプラグインです。
このプラグインを実行すると、モデルの中に潜んでいる穴や裏返った面、内部に紛れ込んだ不要な線などを赤くハイライトして、視覚的に教えてくれます。
さらに、軽いエラーなら自動で修復してくれる機能もあるので、3Dプリントを前提としたモデリング作業がグッと楽になります。
STL形式で書き出す前に、必ずこのプラグインなどを使ってソリッド状態のチェックを完了させておきましょう。
SketchUpからSTL形式へ書き出す具体的な手順
モデルのソリッド化とエラーチェックが無事に終わったら、いよいよ3Dプリンター用のSTL形式としてデータを書き出します。
ここでは、標準機能が入っている最新のSketchUp Proなどを例に、具体的な書き出し手順を説明します。
作業自体はとってもシンプルなので、一つひとつ確認しながら落ち着いて進めてみてください。
書き出しの流れ
具体的な操作の流れは以下の通りです。
1. 画面上部の「ファイル」メニューから「エクスポート」を選び、「3Dモデル」をクリックする
2. 保存先のフォルダを指定して、好きなファイル名を入力する
3. 「ファイルの種類(Macの場合は形式)」のドロップダウンリストから「STereolithography File (.stl)」を選択する
ファイル形式を選んだ後は、いきなり保存(エクスポート)ボタンを押さずに、右側にある「オプション」ボタンをクリックして詳細設定を確認することを強くおすすめします。
オプション画面では、書き出すモデルの範囲やファイル形式の細かい調整ができます。
ここで適切な設定をしておかないと、後でスライサーソフトで読み込んだときにモデルのサイズが極端に小さくなったり、向きが変わってしまったりするトラブルが起きる原因になります。
設定項目の詳しい内容については、次で掘り下げて確認していきましょう。
書き出し時のベストな設定とよくあるエラーの対処法
STL書き出しのオプション画面には、3Dプリントを成功させるためのいくつか重要な設定項目があります。
一つずつ見ていきましょう。
「選択した部分のみをエクスポート」の活用
まず最初に確認したいのが「選択した部分のみをエクスポート」というチェックボックスです。
これをオンにすると、今画面上で選択しているオブジェクトだけが書き出されます。
ひとつのファイルの中に複数のパーツをモデリングしている場合、パーツごとに個別のSTLファイルとして書き出すのにとても便利な機能です。
3Dプリンターの限られた造形エリアに合わせてパーツを小分けにするときは、ぜひ活用してください。
ファイル形式と単位の設定
次に確認すべきは「ファイル形式」と「単位(STL Units)」の設定です。
**ファイル形式**は、ASCIIとバイナリの2種類から選べますが、基本的にはデータサイズが小さくてパソコンの処理負担が軽い「バイナリ(Binary)」を選ぶのが一般的です。
**単位の設定**はとても重要で、日本の3Dプリンター環境では基本的に「ミリメートル(mm)」を選択します。
SketchUpの中の作図単位と書き出し時の単位がズレていると、スライサーソフトに読み込んだときにモデルが米粒みたいに小さくなったり、逆に巨大化して読み込めなくなったりするエラーの原因になります。
YZ座標の交換について
最後によくあるトラブルとして「YZ座標の交換」に関する設定があります。
SketchUpはZ軸(青軸)が上方向として設定されていますが、一部の3Dプリント用ソフトではY軸が上方向として認識されることがあるんです。
もしスライサーソフトで読み込んだモデルが不自然に横倒しになってしまう場合は、オプション内の「YZ座標を交換する(Yが上)」にチェックを入れて書き出し直すことで簡単に解決します。
まとめ
これらの設定を正しく理解して、事前にソリッド状態を維持した丁寧なモデリングを心がけることで、SketchUpから3Dプリンターへのデータ移行は驚くほどスムーズに進むはずです。
ぜひこの記事を参考にして、3Dプリントにチャレンジしてみてください!
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